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オペラ 1章 2011-05-01 未分類 トラックバック:0コメント:0

オペラ座の怪人
第一幕~ハンニバル×カルロッタの災難~



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人物紹介



【キャスト】3:3:1(被り有り)

♂フィルマン:
♂支配人:
♂ラウル/ブケー/指揮者:
♀クリスティーヌ:
♀カルロッタ:
♀マダム/メグ:
不問ナレーション:



ナレ:パリ、1870年。オペラ座ではファントム(オペラ座の怪人)の仕業とされる謎の事件が続いていた。
  リハーサル中での事故で、プリマドンナの代役を務める事になったクリスティーヌは、その初主演のステージで喝采を浴び、観客の中にいた幼馴染のラウルと再会する。
   だが、その喜びも束の間、仮面を被った謎の怪人ファントムにオペラ座の地下深くへと連れ去られる。
   クリスティーヌはファントムを亡き父が授けてくれた音楽の天使だと信じ秘かに慕ってきたが、地下の隠れ屋で仮面の下に隠されたファントムの正体を知ってしまう・・・。


   間


   パリのオペラ座内で舞台稽古が行われていた。


カルロッタ:ラーラララーラーラー♪(歌声)

ナレ:カルロッタはこのオペラ座のプリマドンナであるが、彼女の高飛車な性格と耳が痛くなる高音に皆耳を覆う・・・。
   そこへ支配人がある男達を連れて劇場に入ってくる。

支配人:子爵どうぞこちらへ。コレは新作ハンニバルの舞台稽古です。

指揮者:静かに!今はリハーサル中ですぞ!

支配人:リハーサル中すまないが、皆さんにちょっと話がある。
   私の引退の話は噂でお聞きだろう。その噂は事実だ。
   こちらの2人の紳士がオペラ座の新しい支配人になる。
   アンドレ氏とフィルマン氏だ。

フィルマン:どうも、フィルマンです。

支配人:クズ鉄業で財を築かれた方です!

フィルマン:スクラップメタルだよ!

支配人:ああ、そうでしたね。そしてこのオペラ座の新しい後援者となる方もつつしんでご紹介します。
   ラウル・シャニュイ子爵閣下です!

ラウル:ご紹介にあずかりました、ラウルです。
   私と両親は芸術の味方、特にオペラ座のね。

ナレ:その光景を舞台の袖で見ていたクリスティーヌとメグ。

クリスティーヌ:ぁ!?ラウルだわ!
   父の亡くなる前海辺の別荘で、幼い恋人同士だったの。
   私をロッテと呼んでいたわ。

メグ:ステキ!それにとてもハンサムだわ!

   間

支配人:そして、ご紹介します。当オペラ座のプリマドンナのカルロッタです!

カルロッタ:どうも

ラウル:リハーサル中を失礼しました。
   今夜の初日の大成功を楽しみにしてます!

カルロッタ:では、今夜!(さりながら)彼、私に気がある!絶対よ!気があるわ! 

ナレ:挨拶をおえたラウルは舞台裏に下がる。その時クリスティーヌとメグの前を横切るが・・・

クリスティーヌ:私に気づかなかった・・・

メグ:しかたないよ、大勢いたから・・・

ナレ:ラウルは彼女に気づかず舞台を後にした。
   そして舞台ではマダム・ジリーが新しい支配人のフィルマンにいろいろと説明している。

マダム:バレエもオペラ座の華です。

フィルマン:分かります、特にあのブロンドの娘。

マダム:私の娘です。

フィルマン:ほー、あっちの美しい娘は?貴方の血縁ではないだろうな?

マダム:クリスティーヌ・ダーエで才能のある将来性豊かな娘です。

フィルマン:ダーエですと!!スウェーデンに名ヴァイオリニストがいたが・・・

マダム:その一人娘です。7歳で両親を亡くしてオペラ座の寄宿生に。

フィルマン:孤児ということですか。

マダム:私は実の娘と思ってます。
   あっ、すみませんが、そちらへ。

カルロッタ:ちょっと!!私のスカート踏まないでちょうだい!!
   だから言ったでしょ!スカートが長すぎるって!
   第3幕のアリアの衣装だってまだできてないじゃない!!ったく!

ナレ:カルロッタが舞台上でいつものように怒鳴っている。すると!?
   舞台のセットである幕がカルロッタめがけて落ちてきた!!

カルロッタ:キャァァァァァアアアアア

ナレ:幕はカルロッタの上に落下した。
   周りの皆はカルロッタを助けようと幕をどける。    

フィルマン:大丈夫ですか!?

カルロッタ:大丈夫なわけないでしょ!

ナレ:その様子を見ていたメグは。

メグ:(クリスティーヌに)ファントムよ!

支配人:(天井で作業していたジョセフ・ブケーに)ブケー!何事だ!

ブケー:私じゃありません!私のいない間に・・・
   ここには誰もいませんでした!もしいたとしたら・・・ゴーストだ・・・。

ナレ:そういい残すとブケーは去っていった。
   マダム・ジリーが舞台裏を見て回っていると、天井から手紙が降ってきた。
   その手紙を拾うと舞台へ戻った。

フィルマン:事故は時々起こります(カルロッタをなだめるように)

カルロッタ:時々ですって!?この3年間起こりっぱなしよ!!
   ちっとも止まらない!事故は時々起こるですって?
   なんとかしてくれなきゃ私は歌わないわ!
   帰るわよ!今度こそ本当にバイバイよ!

ナレ:そう言って”カルロッタ”はブツブツと文句を言いながら帰っていった。

フィルマン:彼女はもちろん戻ってくるのでしょうな?

マダム:そう思います?それより、ファントムから手紙が。

フィルマン:君らは皆取り憑かれている!

ナレ:フィルマンの声が聞こえなかったように、マダム・ジリーが手紙を読み始める。

マダム:「ようこそ、私のオペラ座に 歓迎する」

フィルマン:「私のオペラ座だと!」

マダム:「5番ボックスは私の席だ、いつも空けておけ」
   「そして給料の支払いを。」っと書いてあります。

フィルマン:ふん、バカバカしい!給料だと!

マダム:前支配人は2万フラン払われていましたよ。

フィルマン:ゴーストに2万フラン!?とにかくだ!私はそんなもの信じない!(手紙を破り捨てる)
   今は歌姫が戻るか戻らないのかだ!
   戻らないのであれば今夜の公演はキャンセルせねばならん!
   こういう時の代役は?

マダム:クリスティーヌに代役を!

フィルマン:コーラスガールにだと?

マダム:優れた先生が指導を。

フィルマン:ほー、誰だね?

クリスティーヌ:お名前は知らないのです・・・。

マダム:歌を聞かれればきっと納得されますわ。

フィルマン:分かった、歌ってもらおう。

マダム:さぁ、勇気を出して!

フィルマン:では、アリアの最初から。

ナレ:そして、クリスティーヌは歌い始める。
   舞台上にいた全員の視線がクリスティーヌへと集まる。
   クリスティーヌの歌声は皆の想像をはるかに超えるものだった。
   そして今夜の舞台の代役を務める事になったのだった。

   間

   今夜の舞台が開演した。
   舞台上で歌うクリスティーヌの歌声に観客はスタンディングオベーションの嵐だった。
   クリスティーヌを観客席から見ていたラウルは幼き日に出会った少女を思い出す。

ラウル:クリスティーヌ・・・そうだ!ロッテ 彼女だ!

ナレ:彼女に気が付いたラウルは客席を後にした。


   第一幕 ~ハンニバル×カルロッタの災難~ 【終演】


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