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3話 始まり 2011-05-02 未分類 トラックバック:0コメント:0

天は赤い河のほとり 3話 始まり

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人物紹介


あらすじ

台本を使用される方へ
必ず人物紹介にあるQ&Aをお読みください。
 


【キャスト】

♀ユーリ:
♀ティト:
♀ナキア/街人2:
♂カイル:
♂キックリ/街人1:
♂使用人/ウルヒ/処刑人:
不問ナレ:




ナレ:ナキアの陰謀で神事の生贄になる寸前をカイルに助けられたユーリ
  遥か20世紀から時空を超えて古代中東へと連れてこられた事を知ったユーリは
  しばらくカイルの宮で世話になることになった

ユーリM:私を家に帰してー!!

ナレ:天は赤い河のほとり 3話 始まり
   カイルの宮にて

ユーリ:って・・・泣いてる場合じゃないって それで状況が変わるわけじゃないもんね
                  (ここ)
    カイル皇子とやらは私を部屋に放り出したまま また飛び出していっちゃうし
    やっぱり自分でなんとかするしかないよね

ユーリM:だけどいったいどうしたら元戻れるんだろう

ナレ:その時 誰かが扉をノックした

ユーリ:っ!!

ティト:あのぉ・・・夕食をお持ちしたんですけど・・・

ナレ:夕食を運んできた者はユーリの妹 詠美にそっくりだった

ユーリ:詠美!?

ティト:は? あの・・・

ユーリ:あっ・・・男の子!?ご・・ごめんね妹によく似てたんで

ユーリM:そうだよね ここに詠美がいるはずないよね

ティト:ぼくティトといいます カイル様からユーリ様のお世話を言いつかりました

ユーリ:ユーリ様?私?

ティト:カイル様がここに女の方を連れになるの初めてでしょ ぼく嬉しくって
    あっ 花って好きですか?あっ 食事の用意ができました

ユーリ:ありがと

ユーリM:くるくる動いて よく喋って・・・ こんなところもそっくりだ

ユーリ:ねぇ・・・えーと ティト・・・だっけ ちょっと聞いていい?

ティト:ベットメイクいきまーす  って はい?
       (かたしろ)
ユーリ:人間を形代・・・生贄にして誰か別の人間を呪い殺すなんて本当にできるの?

ティト:ユーリ様 それは犯罪です!!

ユーリ:・・・ってことは じゃあ できるのね

ティト:はい 力のある神官ならできるそうですよ
    でも普通 人を呪うときはヘビを使うっていいます これも十分犯罪ですけど
    人間を生贄にするなんて よっぽど徳のある人か 高貴な方が狙いなんでしょうね

ユーリ:・・・

ティト:ユーリ様?それが何か?

ユーリ:あ ううん・・・ねぇ じゃあ じゃあね 
    力のある神官がその力を使って人間を遠くから連れてきた場合
    連れてこられた人が元に帰るためにはどうしたらいいの?

ティト:そりゃあ もう一度同じ神官に頼むしかないんじゃないですか?
    普通使った力は本人にしか消せないって聞きましたけど・・・

ユーリ:・・・

ティト:じゃあ ぼくの部屋は台所の横ですから 何か用があったら呼んでくださいね
    おやすみなさい

ユーリ:・・・おやすみ

ナレ:ユーリは一人考え込む ティトは台所を抜け自室へ戻ろうとしていた

ティト:♪~ って あれ?なんで水瓶が6つあるの?ぼく今日は5つしか汲んでないのに

使用人:ああ さっき水売りが来て 甘くていい水だって自慢するからひと瓶買ったんだ

ティト:ふうん じゃあ明日の朝 さっそくユーリ様にさしあげよう

ナレ:そう言うと部屋へ戻るティト ベットに寝転がるなりすぐに眠りについた

ティト:すー・・・

ナレ:ナキアは自分の宮で 怪しげな水盤を前に カイルの宮の様子を写し見ていた

ナキア:・・・寝息が聞こえる まだ子供だな だが使える
       では この者に働いてもらうとしようか

ナレ:水盤にすーっと手をかざすナキア 
   すると先ほど商人から買ったという水瓶の水が動き出す
   その水は黒く 生き物のように地面を這い ティトの部屋へと入っていく
   そして黒い水は勢いよくティトの耳へ吸い込まれるように入った

ティト:うっ・・・んー・・・

IMG_0211.jpg


ナレ:耳に違和感を感じ目を覚ますティト しかしティトの目の色が変わっていた
   その頃 ユーリはとういうと 部屋を出て考え事をしていた

ユーリM:使った力は同じ神官しか消せない・・・か
     ようするに あの気色悪い皇妃しか私を日本に帰せないって事じゃないか
     近づくのは危ないってわかってるし 一番近づきたくない人なのに
     帰るためには嫌でももう一度皇妃に会わなきゃ

ユーリ:ん? へんなとこに出ちゃった 門はどっちだっけ
    だいたい 皇子ひとりのための家だろうに広すぎるんだよ ・・・ったく

ナレ:突然ユーリの首に縄がかかる

ユーリ:あう・・・!!

ユーリM:何・・・!?なんでこんな!?

ナレ:縄をかけたものが姿を現した ティトであった ナイフをユーリの喉元にむけるティト

ティト:クックックックッ

ユーリ:ティ・・・ト・・・

ユーリM:目の色が違う・・・!!

ナレ:ティトはユーリに切りかかる 首に縄がかかったユーリは体をそらしナイフをかわす
   しかしナイフがユーリの肩をかすめる

ユーリ:あっ!!

ナレ:何度も何度もユーリに切りかかるティト

ユーリ:やめてティト どうしちゃったのよ!?しっかりしてよ ティト!!

ナレ:ユーリの声はティトには届いていなかった まるで心を失ったかのように

ユーリ:だ・・・誰か来て!!誰かいないの!?

ユーリM:ティト!!本気で私を殺す気なの!?
        (すまい)
     皇子の住居なのにどうしてこんなに人気が無いのよ!!

ユーリ:ティト・・・やめて!!

ナレ:その様子を水盤を通して見ているナキア

ナキア:カイル皇子は気に入りの側近と少数の使用人しか宮にはおかぬという
    おかげで邪魔がはいらずありがたいこと
    儀式の用意はよいか!?ウルヒ
                           (ふじゅ)
ウルヒ:はい 後は娘の血を皇妃さまの祈りの符呪さえあれば

ナキア:ククク・・・これで上の皇子たちは消え我が息子が王冠を継ぐことになる
          (げせん)
    さあ 子供 下賤の身に偉大な役目を与えたことに感謝するがよい
    私にその娘の血を捧げよ!!娘を殺せ!!

ナレ:ティトがナイフを勢いよくふりおろした

ユーリ:ティト!!きゃあ!

ナレ:振り下ろされたナイフは運よく縄をかすめ切れる

ナキア:おのれ役立たずめ!娘を逃がすでないぞ!!

ユーリM:ティトったら本当にどうしちゃったの!?さっきとまるで様子が違う
     まるで誰かに操られているみたいだ・・・ あっ!門!!外に出られる!! 

ユーリ:誰か・・・あっ!?

ナレ:ユーリが躓いてころぶ すかさずティトが馬乗りになりナイフを振り上げる

ユーリ:ティト・・・!!きゃああああ

ナレ:その時カイルのはなった矢がナイフを振りかざしていたティトの腕をかすめナイフを落とす

カイル:ティト 何をしてるんだ どういうことだこれは・・・!?やめるんだ!

ナレ:カイルはティトの肩をつかみ腹を殴る するとティトは苦しみだし水を吐いた

ティト:ゲホッゲホッ・・・ゴホッ・・・

カイル:ティト・・・!?

ナキア:カイルめ!!邪魔しおって!!

ウルヒ:皇妃!!

ナキア:心配ない「黒い水」は消える 私がやったと証拠は残らぬ!

ナレ:ティトが吐き出した黒い水はゆっくり蒸発するかのように消えていった

キックリ:これは・・・皇妃さまの「黒い水」!!カイル様・・・

カイル:・・・

ユーリM:いろいろなことがありすぎて・・・何がなんだかわからない・・・
     還りたい・・・還りたい・・・ここはとんでもないところだ・・・

ナレ:ユーリはそのままカイルの腕の中に倒れこみ意識を失う

カイル:ユーリ!!

ナレ:カイルはユーリ抱き部屋へつれていく そして翌朝

ユーリ:・・・う・・・ん・・・

カイル:気づいたか 気分はどうだ?

ユーリ:う・・うーん・・・・・・・きゃああっ

ユーリM:ふふふふ服がーーーー!?

カイル:ティトは皇妃に操られていた
    わたしも少し調べてみたが 皇妃は何か企んでいるのは確かなようだ
    ・・・どうした?ああ キズはたいしたことない 薬をぬっといたからじきに治るよ

ユーリ:(小声)薬・・・あっ手当てしてくれたんだ・・・だけど 何も全部脱がせることないじゃん・・・

ユーリM:や・・・やっぱり皇妃はどうしても私を殺すつもりなのね
     だけど20世紀に還せるのも皇妃だけだというし どうすりゃいいのよ

カイル:痛むか?

ユーリ:うん たいして・・・  (小声)おかげさまでね・・・

ナレ:カイルがユーリに触れる 驚くユーリをベット押し倒した

ユーリ:きゃっっ・・・な・・・何をするの!?いや!?

カイル:男が女を側におくというのがどういう意味かわからないわけじゃあるまい
    まだ正妃を持つ気は無いが 側室の一人くらいいてもいいだろう?

ユーリM:・・・側室・・・?

ナレ:ユーリにむりやりキスをするカイル

ユーリ:いやっ・・・やめて・・・やっ・・・いやああーーーっっ!!氷室ーーーー!!

ナレ:カイルは泣きながら氷室の名を呼ぶユーリを見つめた

カイル:・・・ヒムロ?

ユーリ:ヒック・・・私は氷室が好きなのよ あんたなんか大嫌いだ!!エグッ・・ヒック・・・

ナレ:カイルはそっとユーリを離した 泣きじゃくるユーリの耳に窓の外から鐘の音が聞こえる

ユーリ:・・・鐘の音?

カイル:・・・ティトの処刑が始まるんだろう その合図の鐘だ

ユーリ:!?ティトの処刑!?なんでティトが処刑されるの!?

カイル:皇族を殺そうとした者は極刑と法で決められている
    わたしが宮にひきとったからにはお前はすでに妃として認められているのだ

ユーリ:だってティトは皇妃に操られて・・・

カイル:証拠がない!!・・・わたしだって死なせたくないのだ だが法を曲げるわけにはいかない

ユーリ:ばかっっ!!こ・・・こんなことしてる場合じゃないじゃないか 刑場はどこよ!?

ナレ:処刑が行われる刑場では今まさにティトの処刑が行われようとしていた

街人1:まだ子供じゃないか 何をしたんだ?

街人2:皇族を殺そうとしたんだとさ

街人1:そりゃまた馬鹿なことを・・・

処刑人:首にロープを・・・・・・よし 引け!

ユーリ:まって!!その処刑まって!!

ティト:ユーリさま!

ユーリ:処刑なんてバカな事やめてよ カイル皇子なんとか言って!!

カイル:ユーリ・・・

ユーリ:ティトは何も悪くないわ 私だってかすり傷だし・・・

ユーリM:そうよ この世界にきて ティトだけが優しくしてくれたんだもの
              (ないしつ)
処刑人:おそれながらご内室さま 平民は貴人に剣を振り上げただけで極刑が法律
    平民同士の場合と違います

ユーリ:平民と貴人?身分の問題だというの!?

キックリ:平民同士の傷害事件なら使役か罰金ですますのがきまりです

ユーリ:キックリさん・・・じゃあ今回もわたしがティトを罰としてこきつかう!
    それで手を打つわ 行こうティト!!

処刑人:お待ちを ご内室さま それでは法律にそむきます

ユーリ:わ・・・私だって本当は身分なんてないよ!
    なのにティトを処刑させるほど偉いっていうなら頼みをきいてよ!!

カイル:ユーリ!皇族の権力を私事で使ってはだめだ!

IMG_0212.jpg


ユーリ:(大声で)何言ってんの!!身分ってのは上の者が下の者を守るためにあるんじゃないの!?
    権力があるならこんな時使わないでいつ使うのよ!!

ナレ:ユーリの言葉に街人も処刑人もカイルも皆が圧倒される

カイル:・・・なるほど ではティトを連れて帰ろう

処刑人:カ・・・カイル殿下まで何を・・・!?
              (ちょうき)
カイル:このとおり わが寵姫がだだをこねるのでね
    わたしは今これのおねだりには逆らえないのだよ
    キックリ!ティトをつれて来い

キックリ:はっ

処刑人:カイル殿下お待ちを

カイル:責任はとる 問題が起きたらわたしの宮へ来い

ナレ:縄が解かれ泣き崩れるティト ユーリはティトの元へそっとより頭を撫でる

ティト:・・・ぼく・・・ぼく・・・っっ・・・
    ユーリ様・・・ぼく・・・あの場でカイル様に切り殺されてもしかたなかったのに・・・

ユーリ:よかったねティト さっ 帰ろう

ティト:エグッ・・・ぼくユーリ様のためならなんでもします・・・
    言ってくださいなんでもします・・・ヒック・・・

ユーリ:ありがとう でも気にしないで

ユーリM:私が望むのは20世紀に還ることだけだもの
     皇妃にしかできないのならほかの人に言っても仕方ないよね

ナレ:カイルはティトを連れ 宮へ帰る為チャリオットに乗った そしてユーリが小さくつぶやいた

ユーリ:どーして神官の力は本人しか消せないんだろう・・・

キックリ:え?それって・・・同じ能力を持つ神官なら本人以外でも消せますよ

ユーリ:!?ほほほ ほんと!?じゃあ皇妃と同じ能力の神官もいるの!?

キックリ:皇妃さま!?そりゃトップクラスの能力です 帝国ないにも数人しか・・・

ユーリ:いるのね!?

キックリ:そりゃもちろん 現におひとり目の前にいらっしゃるではありませんか

ユーリM:「いらっしゃる」・・・って 敬語ってことは・・・

ナレ:キックリが笑顔でカイルのほうを向く

ユーリ:!!

カイル:わたしが神官の位を持っていては悪いか?

ユーリ:カイル皇子!?
        (ひと)
ユーリM:この男性が私を20世紀に還せるの!?

ナレ:カイル皇子が皇妃の力と同等の能力を持つという新事実
   カイルの能力でユーリは20世紀に還れるのだろうか



天は赤い河のほとり 始まり  完



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