FC2ブログ

スポンサーサイト -------- スポンサー広告

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

天赤 4話 陰謀 2011-05-06 未分類 トラックバック:0コメント:0

天は赤い河のほとり 4話 陰謀

戻る

人物紹介

台本を使用される方へ
必ず人物紹介にあるQ&Aをお読みください。
 
 

【キャスト】2:3:1

♂カイル:
♂ズワ/キックリ:
♀ユーリ:
♀ナキア/街人:
♀ティト:
不問ナレ:







ナレ:天は赤い河のほとり 4話 陰謀
   カイルが自分を元世界に還せる神官だと知ったユーリはカイルに詰め寄った

カイル:神官の力というのは人間の力を遥かに越えたものだ これを魔力という
    魔力は使う者によっては「正」にも「邪」にもなるからな
    十分注意が必要なんだ

ユーリ:神官についての講義なんてどーでもいいの 私が知りたいのは
    あなたが私を元の場所に還せるかどーかってことなの!!

カイル:だから順を追って説明してやると言うのに せっかちなやつだな

ユーリ:お願い 結論だけ言って

ユーリM:カイル皇子が皇妃の力を消せるなら 私を20世紀に還せるのよね!!

カイル:・・・結論だけ言うなら できるさ

ユーリ:どうやって!?どーすればいいの!?早く還して!!

カイル:だから順に説明すると言ってるだろう 少しはおとなしくすわってろ

ユーリ:ぅぅ・・・

カイル:ったく! 皇妃がやるにしろわたしがやるにしろ
    お前を元に還すにはお前がここに来た時と同じ状況が必要だ
    ひとつ ここのハットゥサの街にある7つの泉がすべて満ちること
           (あけ)(みょうじょう)
    今の季節 泉は暁の明星が東の空に輝くごとに満ちるからそれを待てばいい
    それからもうひとつ・・・

ユーリ:もうひとつ?

カイル:お前がこの国についた時に着ていた服が必要だ
    初めて会った時に着ていた妙なやつがそうだろう

ユーリ:あっ!

カイル:あれはどうした?

ユーリM:そういえばあの服どうしたっけ・・・私・・・生贄にするって皇妃に連れて行かれて・・・

ユーリ:そうだ!!大神殿よ!!あそこで着替えさせられてそのままだ!!

カイル:大神殿?

ユーリM:私・・・還れるのね
     7つの泉が満ちる日20世紀から着てきた服 そしてカイル皇子
     この3つがそろえば本当に還れるのね!!

カイル:キックリ 服がどうなったかすぐに誰かに調べさせろ

キックリ:はっ

ユーリ:私も行く!!

カイル:やたらにチョロチョロするんじゃない・・・昨夜のでこりてないのか・・・
    皇妃には魔力以外にも皇帝に次ぐ権力があるんだ
    首を切り落とされたくなかったらここでおとなしくしてろ

ユーリ:いーだ!!いじわる皇子!!

ティト:大丈夫ですよ いくら皇妃さまでもここには表だって手をお出しにはなれません

ユーリ:ティト

ティト:きっとカイル様守ってくださいますよ

ユーリ:・・・

ユーリM:・・・そういえばたしか ここにきてからカイル皇子には助けられてばかりいるなぁ
     今朝だって・・・好きな人がいると言ったらやめてくれたし・・・
     そんなに・・・悪い人じゃないかも・・・なのに・・・私ってば・・・ずっとどなってばっかりいる・・・

ナレ:カイル皇子に謝ろうとユーリは中庭に出る
   中庭ではカイルがティトの用意した昼食をとっていた

ユーリ:あの・・私・・・

カイル:ああ ユーリか ちょうどいい 今呼びにやろうと思っていたんだ お食べ

ナレ:カイルがユーリに皿を差し出した ユーリはなつめを一つ取り口へ運ぶ

ユーリ:うわっ 甘くて美味しい!!

カイル:そうだろう なつめの蜂蜜づけだ

ユーリ:でもこんなに食べたら太っちゃうよ

カイル:そのつもりで用意させた

ユーリ:ぇ!?

カイル:お前はヤセすぎだ わたしの好みはふっくらグラマーなんだ 安心して太りなさい
    子供のうちはいいとして 15~6の年頃になるまでには
    せめてこの手にあう胸になってほしいからね

ナレ:そういうとカイルはユーリの胸をさわる

カイル:今は片手で両胸さわっても手があまるぞ

ユーリ:っ!?いやああああ 私は今年15だーーーーーー!!!

カイル:!!12~3かと思ってた

ティト:ぼ ぼくも同じ年くらいかと・・・

ナレ:なつめの皿をカイルに投げつけ 怒りながらその場を後にするユーリ

ユーリ:っとにすけべなんだから だいたいこんなトコに何年もいる気ないよ
    あっ!!

ユーリM:お・・・皇子のばか・・・おかげで「ありがとう」って言いそこねちゃったじゃないか

ナレ:そしてその日の夜 調べを終えたキックリが戻ってきた

カイル:何!?ユーリの服は皇妃が持ち去ったと!?

キックリ:はい 何人もの神官が見たと言っています

ユーリ:すぐに皇妃のとこに・・・!!
                        (とき)
カイル:だからまて!夜は魔が詰まる刻なんだ やたらに動いてはいけない

ユーリ:でも 皇子!!

カイル:これは皇妃の罠だ

ユーリ:!!

カイル:このこと わたしにも他人事ではないのだ
    お前の首が切られれば わたしやほかの皇子の命もないだろう
    何か講ずる手段を考えるまでおとなしくしてるんだ

ユーリ:・・・・・・わかった

ユーリM:皇子には悪いけど私はもう限界なの もうこの世界にはたえられない
     みんな寝しずまったら服を取りに行ってやるーーーーー!

ユーリ:って!?なんでーーーーーーー!?
    ここにはたくさん空いてる部屋があるのに なんで一緒に寝なきゃなんないの

カイル:ハットゥサきってのプレイボーイの面目にかけて 
    まだお前に手を出してないなんて 皆に知られたくない

ユーリ:そそそ そんなこと・・・

ユーリM:皇子と一緒にいたら抜け出せないじゃないかっっ!!

カイル:ぐだぐだ言ってるとほんとに抱くぞ

ユーリ:おっ おやすみなさい

ユーリM:い いいわよ こうなったら皇子が眠るまで待ってやるもんね

ナレ:カイルはユーリを抱きしめ眠りにつく ナキアがその様子を水盤を通してみていた

ナキア:娘の姿が見えぬ!!カイル皇子が片時もそばから離さないのであろう
    ええい いまいましい 娘が元の場所に戻るには この服がなくてはならぬ
    だから娘は必ずこれを欲しがるはずなのに カイルが止めているのか!!
    皇子の宮から娘をおびき出すのにほかに方法はないのか!?
    ・・・ん?娘の姿が見え始めたぞ どういうことだ・・・
    そうか・・・娘が自分で皇子のそばを離れたか
    娘はここへ来るつもりだ せいぜい歓迎してやらねばな

ユーリM:ごめんねカイル皇子 でも服はかならず取り返すから そしたら20世紀に還してね

ナレ:ユーリは眠るカイル皇子の腕を抜け部屋を後にした 宮を出ようとしたその時

ティト:ユーリさま!

ユーリ:ティト!?

ティト:やっぱり皇妃さまの宮へ行くつもりですね だめですよ 
    カイル様がおっしゃったじゃありませんか

ユーリ:お願い行かせて!!どうしてもあの服が必要なのよ

ティト:ユーリさま!

ユーリ:私・・・行かなきゃ・・・

ティト:・・・ぅー わかりました じゃあぼくも行きます
    だいいちユーリさま 皇妃さまの宮がどこにあるかご存知なんですか?

ユーリ:あっ・・・

ティト:そんなことだろうと思った だからぼくも行きます
    
ナレ:ユーリのわがままに押し切られティトも同行するということで話は決着がついた
   2人は皇妃の宮へと向かう為 宮を後にした

ティト:はい サンダル いちおう短剣ももってきました

ユーリ:・・・いいの?

ティト:言ったでしょう ぼくはユーリ様のためならなんでもします

ユーリ:ティト・・・ありがとう

ティト:でもユーリ様はカイル様にポンポン言い返してすごいな
    ぼくの姉ちゃんたちなんて カイル様の顔見ただけで口がきけなくなる言ってますよ

ユーリ:ティト お姉さんがいるの?

ティト:はい 3人ほど
    このチョーカー 家を出るとき姉ちゃんたちがくれたんです

ナレ:そういうとティトは嬉しそうにユーリにチョーカーを見せた

ティト:ほら そこにぼくの名前が彫ってあるでしょ

ユーリ:いいお姉さんなのね

ティト:はい! あっ あれが皇妃さまの宮殿です

ユーリ:あの高台の大きな宮殿が!!

ナレ:その頃カイルの宮では

カイル:あのはねっかえりめ!!
    わたしが寝たのを見すまして抜け出しやがった

キックリ:カイル様 ティトもおりません

カイル:まったく!わたしが才色兼備な姫君たちのところに通わず
    つきっきりでいたのはなんのためだと思っているのだ

キックリ:でもカイル様 どの姫君とよりユーリ様とご一緒の時が一番楽しそうでいらっしゃいます

カイル:っ!?・・・何?わっわたしが!?ばっばかなこと言ってないで手勢を集めろキックリ!
    馬は使うな 街中を起こしてしまうからな
    ユーリは皇妃の宮へ行ったのだろう 捕まる前につれもどすのだ

キックリ:はっ!

ナレ:ユーリたちはというと

ティト:裏門の扉開きますね・・・

ユーリ:開くわね・・・

ティト:ユーリ様・・・やっぱり帰りませんか・・・
             (こけつ)     (こじ)
ユーリ:いっ行くわよ 虎穴に入らずは虎児を得ずって言うじゃない!!    

ティト:しりませんよ そんなことわざ・・・

ナレ:その様子を水盤を通してみているナキア

ナキア:まっすぐ入るとはいい度胸だこと 今度こそ逃がさぬ

ユーリ:皇妃は私の服をどこにおいてるかな?

ティト:宮にはそれぞれ小さな神殿がありますから そこかも・・・
    でもユーリ様 皇妃さまは水を操りますから気をつけてください

ユーリ:わかってる でも結局は水でしょ 引き込まれるのと口に入るのさえ気をつければ・・・

ユーリM:たかが水・・・

ナレ:それは一瞬の出来事だった 
   そばにあった水瓶の水が一本の矢のようになりユーリに向かってくる 水はユーリの左手を貫通した

IMG_0249.jpg


ユーリ:きゃあああああ!!

ユーリM:水が・・・体を貫くなんて!!水が・・・こんな凶器になるなんて思ってなかった!!

ユーリ:ぅぅっ・・・

ティト:ユ ユーリ様!! あっ!そこはダメ!!その下は排水溝です!!

ユーリ:ぇ?排水溝って・・・? あっ水!?

ナレ:排水溝の水が矢のように吹き上がる それを間一髪でよけるユーリ

ユーリ:きゃあっ!!

ティト:ユーリ様もどりましょう やっぱりカイル様にお任せしたほうが・・・

ユーリ:だ だめ せっかくここまで入り込めたのよ 私の服を取り戻さなくちゃ

ティト:ユーリ様!!

ユーリ:大丈夫!!今度こそ気をつけるわ 水には近づかない・・・

ナレ:ユーリは手を押さえ苦しむ その時ユーリとティトの前に男が現れユーリに襲い掛かる
   その男は軽々と片手でユーリの頭をつかみ持ち上げる

ユーリ:きゃあああああっ!!

ユーリM:この男も皇妃の・・・!?

ティト:やめろ!!ユーリ様を放せ!!

ナレ:ティトは男に向かっていくが 男の拳がティトを跳ね返す
   壁に吹き飛ばされ意識が朦朧とするティトを尻目に男はユーリかつぎ宮の中へと入っていく

ユーリ:やめて!!放してよ!!やだってば!! あっ!!私がこの世界に来るときに着ていた服!!

ナレ:ユーリは先ほどまでナキアがいたであろう水盤のある部屋に連れてこられた
   ユーリを床に押さえ込む男

ユーリ:痛っ!!

ズワ:象牙色の肌だ こんなの初めて見る

ナレ:そういうと男はユーリの衣服を引き裂いた

ユーリ:なっ何!?

ナキア:おやめ!!それはお前の獲物ではない

ナレ:そこにマントを被ったナキアが姿を現した

ユーリ:お 皇妃!?顔を隠してもわかるわよ 皇妃でしょ!!

ナキア:よけいな気をまわさずともよい 
    手間をかけさせてくれたが今度こそ その首を落としてくれよう

ズワ:首を切ったあとこの娘の体を俺にくれ!

ナキア:もらってどうする?この娘はお前の好きな金銀は持っておらぬぞ

ズワ:この皮膚だ 生まれたての赤ん坊のようなこの象牙色の皮膚が欲しい
   これは俺が殺した人間の皮膚で作った服だ
   黒がヌビア人 褐色がエジプト人 これにこの娘の皮膚もいれたい 皮をはいでいいだろう!!

ユーリM:人間の・・・皮膚!?

ナキア:首を切って血を絞ったあとの体は用はない 好きにおし

ズワ:早く 早く切ろう グフフフ この皮膚は俺のものだ

ユーリ:こ・・・こんなのばかげてるよ!!私を殺して皇子たちを呪い殺すなんて非科学的だよっ!

ナキア:皇子たちがもがき苦しんで死ぬ様をお前に見せてやれなくて残念だこと
    さあ 我が水の神よ 今度こそ娘の血を受け取りたまえ

ユーリ:いやあああ

ユーリM:こんなのウソ!!私は家へ還るのよ!!

ナレ:ズワはユーリの両手足を片手でつかみ持ち上げた

ユーリM:こんなとこで殺されるのはいや パパやママに会いたい 毬絵姉ちゃん詠美!!

ナキア:我が神よ 血とひきかえに我が願いを叶えたまえ
         (ひ)
ユーリ:それに 氷・・・カイル皇子!

ナキア:娘の首を落とせ

ユーリ:いやああああ!!

ナレ:ズワはユーリを持ち上げ首を切り落とそうとした そこへ意識を取り戻したティトが短剣でズワの腕を刺した
   大きく体制を崩したズワは水盤の上に倒れこんだ

ナキア:わたしの水盤が・・・!!

ユーリM:な・・・なんで なんで私 氷室ではなく とっさにカイル皇子のこと思い出しちゃったの!?

ティト:ユーリ様 早く逃げて!!

ユーリ:そっそうだ皇子なんてどーでもいいのよ 私は家族や氷室のとこに還るのよ!だから服を・・・

ティト:ユーリ様!!

ナレ:ユーリは置いてあった自分の服を手に取り その場から逃げ出す

ユーリ:服を取り戻したわ!!

ユーリM:これで20世紀へ還れる!!

ティト:ユーリさま こっちへ!

ユーリ:ティト

ナキア:水盤が空になっては水を操れぬ!!ええい 娘を追え!!必ず捕まえるのだ

ユーリ:うれしーーーっっ これでやっと家に帰れる うれしーーっっ!!

ティト:よかったですね ユーリ様 でもぼく・・・ほんとはユーリ様にずっといてほしいな
    だってユーリ様みたいな人この国にはいないもん

ユーリ:ティト

ティト:お帰りになったら カイル様だってさびしがられますよ

ユーリ:・・・・・・お・・・皇子は さびしがられちゃったりしないよ

ユーリM:そうよ 私が還ったらきっと喜んで美人に恋人たちのところに行くでしょう

ナレ:ユーリが排水溝の上を通ったその時 ズワが排水溝から姿を現しユーリの両足をつかみあげた


IMG_0213.jpg

ユーリ:きゃあああ!!

ズワ:小娘 逃がさんぞ この皮膚を俺のものだ

ユーリ:ひっ・・・は・・・放して

ティト:ユーリ様!!ユーリ様を放せ!!

ナレ:ティトがズワの腕をナイフで突いた ひるんだズワはユーリの足から手を離す

ティト:ユーリ様早く外へ!!宮の外に出てしまえば皇妃も大きな問題は起こせませんから・・・

ユーリ:え・・・ええ

ナレ:ズワは再び起き上がりユーリの腕をつかもうとする それをティトは間を割るように止め入る
   ズワとティトが激しくもみ合う

ズワ:このチビめ 何度も邪魔しやがって お前から皮をはいでやる

ティト:ユーリ様早く外へ!!

ユーリ:ティト!!

ティト:ユーリ様 命を助けていただいてありがとうございます
    ぼくほんとにうれしかった

ユーリ:ティト!?

ナレ:そういうとティトはユーリを門の外へと押し出し 門を閉めた

ティト:ユーリさま どうかお元気で

ズワ:このガキ!!

ユーリ:ティト!!!!

ズワ:こいつ そんなに皮膚をはがされたいか

ユーリ:ティト!!!!開けてここを開けて!!!!

ユーリM:命を助けた・・・ですって!?私は何もしてないわ
     私のほうこそこんな事にまきこんで 何度も助けてもらって・・・

ナレ:そこへカイルが駆けつける

カイル:ユーリ!!

ユーリ:カイル皇子!!助けて!!お願いティトを助けて!!

カイル:何!?

ユーリ:ティトがこの中に!!

カイル:ティトが皇妃に捕まったのか!?

ユーリ:お願い助けて 殺されちゃう!!ティトが殺されるわ!!

ユーリM:私のせいだ!私がティトをまきこんだから!!

ナレ:襲い来るズワに ティトは一人立ち向かっていった 

IMG_0250.jpg



天は赤い河のほとり 4 陰謀 完




戻る

スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック URL
http://papata.blog.fc2.com/tb.php/20-cb89e13b
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。