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1話 前兆 2011-05-01 未分類 トラックバック:0コメント:0

天は赤い河のほとり 

1話 前兆

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人物紹介

あらすじ

台本を使用される方へ
必ず人物紹介にあるQ&Aをお読みください。


【キャスト】

♀夕梨:
♀詠美/ナキア:
♀毬絵/母:
♂氷室/男:
不問N:




ナレ:1995年2月 日本
   木の下で唇を交わす男女。

夕梨M:ファーストキスだった。

ナレ:天は赤い河のほとり 1話 前兆
    (少し間を空けて)
    男は照れくさそうに頭をかいた。

氷室:ご、、ごめん夕梨 今日は送らないよ
    キメ台詞やまほど考えてきたけどやっぱり照れくさいや
    じゃ、また学校で・・・

夕梨M:キス・・・しちゃった!?氷室とキスしちゃった!?
     3年間ずっと同じクラスで友達で・・・いつの間にか好きになってた・・・・・・
     氷室と・・・!?

夕梨:いやっほーっっ!!

ナレ:これが本編主人公 鈴木夕梨 15歳 中学3年生

毬絵・詠美:キスーーーーー!?

詠美:やったね、とうとう!

夕梨:しぃぃっっ!お姉ちゃんも詠美も声が高いって

詠美:大丈夫だよ パパもママも階下だから聞こえないよ

毬絵:氷室聡だったわよね やっぱりそうなったのね
    友達だって言い張ってたくせに

詠美:ねね、夕ちゃんキスってどんな感じ?

夕梨:んなこと子供に説明してもムリだけど、そっと触れた唇が柔らかくて///

詠美:ぇぇー!?キスって舌入れるんじゃないの!?

毬絵:そーゆーのはディープキスっていうのよ、夕梨のは初心者向き

夕梨:お姉ちゃん!!

ナレ:その時、階下から母親が3人を呼ぶ。

母:毬絵、夕梨、詠美 食事よ、降りてらっしゃい

詠美:うわぁーすごいご馳走だね!

母:夕梨の高校合格のお祝いよ 志望校一本にしぼって頑張ったんだものね ご苦労様

詠美:ママ!お祝いならもう一つあるよ!ファーストキ・・・(夕梨に口を抑えられる)

夕梨:詠美!?

母:あら?なぁに?

夕梨:な・・・なんでもないよ、ママ!

詠美:あー、夕ちゃんの好物ばっかりー

毬絵:夕梨ってばこんなにいい事が続くと隕石に当たって死ぬわよ

夕梨:毬絵姉ちゃんの意地悪!!

毬絵:(微笑んで)おめでとう、夕梨

夕梨M:でもほんと、受験勉強からも開放されたし氷室とも・・・うふふだし
     バチのひとつやふたつ今なら怖くないぞ

詠美:ジュースのおかわり欲しい!

母:ええ、キッチンにちゃんとあるわよ

夕梨:あ!私とってくる

詠美:夕ちゃん早くジュースもってきてー

夕梨:そんなにせかさないでよー

ナレ:その時、一瞬グラスに入った水が湧き上がる!

IMG_0207.jpg


夕梨:え!?

毬絵:夕梨 何してるの?早くおいでよー!

夕梨:あっ、うん!

夕梨M:・・・今水が・・・見間違いかな・・・

ナレ:そして、次の日 学校

夕梨M:やっぱり夕べのって気のせい・・・よね
     水が勝手に湧き上がるはずないもんね

氷室:よォ 夕梨遅いぞ 俺たち今日日直だぜ
    先生が卒業式の予定表配っておけってさ

夕梨:あっ、氷室!おは・・・よう

ナレ:2人の目が合う 2人は昨日の出来事を思い出した

氷室:え、えっと 昨日はどうも

夕梨:い・・いえ こちらこそ

氷室:いいや プリントは俺一人で配るよ

夕梨:ううん 私もやる

夕梨M:バカ 意識することないのに こんなだから変なもん見た気になっちゃうんだ

夕梨:氷室 プリントってどこ?

氷室:おかしいな 準備室においてあるって言ってたんだぜ
    ちょっとその辺探してみてよ

夕梨:うん

夕梨M:ふえーん やっぱ気になる 2人っきりなんて今まで何度もあったのに

夕梨:さっさと探しちゃお

ナレ:夕梨は水槽の横にある資料からプリントを探し始める

夕梨:先生ってば すぐわかるところに置いといてくれればいいのに

氷室:ほんとだよな

夕梨:っもう!!ねぇ氷室 もう一度先生にちゃんと置き場所聞いてこようよ

ナレ:そう言って氷室の方を見る夕梨の背後で水槽の水が揺れだす
    次の瞬間、水槽から伸びた2本の腕が夕梨を襲った

夕梨:ん!?きゃぁああああああ

氷室:夕梨!?

夕梨:ハァハァ 氷室!水槽から手が!?

氷室:はぁ!?どうしたって言うんだよ!?

夕梨:だってほら、見てよ!!

ナレ:夕梨が指差す方向には2本の腕はすでに無く、
    床に落ちて割れた水槽と水を失った熱帯魚が床に跳ねていた

氷室:!?あーあ 知らないよ この熱帯魚 生物の吉田が大事にしてるって話だぜ

夕梨M:そんなバカな・・・!!たしかに、たしかに水槽から手が伸びたのに!!

ナレ:その日の夜 夕梨宅

詠美:そりゃ気のせいだよ 夕ちゃん

夕梨:あんな確かな気のせいがあるもんかっっ!!
    ちゃんと感触だってあったんだから!こう!ガバーっと!!

詠美:あのさ夕ちゃん 常識で考えてみ そんなことあり得ると思う!

夕梨:ぅ・・・

詠美:でしょ?夕ちゃん自分で気づいてないけど きっと受験でかなり神経疲れてるんだよ

毬絵:夕梨お風呂空いたわよ 後あんただけだから早く入っちゃいなさい

夕梨:・・・

ナレ:夕梨は気分を変えるためお風呂へ入る

夕梨M:・・・確かに 冷静に考えるとあんなことあるわけないよね

夕梨:水槽から手が出たなんて他の人が言ったら 私だって笑っちゃうよ
    あーだめ もうやめよう のぼせちゃうよ
    そうよ ほんとーのほんとーは気のせいかもしれないって!

ナレ:その時だった 浴槽の水が渦を巻き、その中心から腕が伸びてきた

夕梨:え!?

ナレ:その腕は水の中へと夕梨を引きずり込んでいく
    その時かすかに声が聞こえた

ナキア:「やっと捕まえた この娘だ」

ナレ:その声はたしかにそう言った

夕梨M:捕まえた!?私のこと!?
     引き込まれる!!

ナレ:夕梨は必死にもがく とっさに風呂場にあった観葉植物の鉢植えを手に取る
    それを必死にひっぱり倒した 風呂場にガシャーンっと音が響く

毬絵:夕梨どうしたの!!ちょっとあんた!何してんの!?お風呂で溺れたの!?

夕梨:ゲホッゴホッ・・・(咳き込む)

夕梨M:やっぱりあれは気のせいなんかじゃなかった!!
     誰かが私を捕まえようとしている!?
     どうして?なんで私を!?どうすればいいの!?
     今まで・・・今までの全部水に関係していた とにかく水に近づかなければ・・・いい?

ナレ:それから数日がすぎ、夕梨は水を避けて過ごした
    夕梨のおかしな行動に氷室も疑問を感じていた 雪の降るある日

氷室:おい夕梨!いいかげんにしろよ!ろくに理由もいわずに誘いを断るし
    今日だってせっかくの土曜日なのにさっさと帰っちまって!

夕梨:氷室!?ごめん、氷室・・・

氷室:あやまるくらいなら後で映画でも付き合えよ

夕梨:う・・・うん

夕梨M:大丈夫・・・よね映画館なら 雪だって雨に変わる心配なさそうだし

ナレ:映画を見た2人は公園を散歩していた

夕梨:おもしろかったー

氷室:だろ!絶対夕梨は気に入ると思ったんだよ

夕梨:うん 空も晴れたし 来てよかった

夕梨M:ほんとに・・・私ってば ちょっと神経質すぎたかもね
     少し気を抜かないと何か起こる前にまいっちゃう

氷室:夕梨 何か心配ごとあるなら言えよ 俺が必ず守ってやる

夕梨:氷室?

ナレ:振り向いた夕梨を氷室が強く抱きしめる

夕梨:あっ

氷室:おい 本気だぞ きっ・・・聞いてるのか?

夕梨:う・・・うん すごく嬉しい でも大丈夫だよ

夕梨M:そうよ 水場なんてどこにでもあるってわけじゃないもんね
     あんな非常識 そうそうあってたまるか

氷室:ほんとに?夕梨

夕梨:うん!それよりおなかすいたな 氷室

氷室:よし ハンバーガーならおごる!

夕梨:やった!

ナレ:2人が歩きだした瞬間 それは一瞬の出来事であった
    雪が解けてできた水溜りから2本の腕が伸び 夕梨を水溜りの中へと引きずり込んだ

夕梨:!!!!!!

氷室:夕梨 マックとモスどっちが・・・

ナレ:氷室が振り返ると 水溜りに夕梨が今まで持っていたはずのカバンだけが残されていた

氷室:夕梨?夕梨!?おい どこ行ったんだよ!?

夕梨M:引きずり込まれる・・・!!引きずり込まれる・・・!!
     どうなってるの!?なんなのよこれは!?
     冗談じゃないわ もうすぐ21世紀という時代にこんなことあっていいわけ?

ナレ:夕梨は必死にその腕を振りほどき水面に向かい泳いだ

夕梨M:苦し・・・!!早く上へ!!

ナレ:夕梨はやっとのことで水面から顔を出した
    そこは・・・

夕梨:ゲホッ・・・ゲホッ(咳き込む)ぇ・・・!?

IMG_0208.jpg


ナレ:そこには見たことも無い服装をして 聞いたことの無い言葉で話す幾多の人々がいた

夕梨M:知らない言葉、知らない場所、ここは・・・どこ!?

ナレ:夕梨はわけもわからず泉から飛び出し走り出す
    (間を空けて)
    場所は変わって薄暗い地下室 フードを被った2人の男女がそこにいた

男:逃がしたようですな

ナキア:ほんとうにおしいことを・・・もう少しでここまで連れて来られたに
    だが確かにあの娘はこの国に着いている
    この街にある残りの6つの泉のどこかに着いているはずだ

男:では兵を探しにやりましょう ほどなく娘は御前に・・・

ナキア:むろんだ そのために私はあの娘を呼び寄せた
    なんとしてもあの娘の血が必要なのだ

ナレ:男が地下室を出て 兵に娘の捕獲を命じる
    (間を空けて)
    その頃夕梨は・・・見たことも無い街に戸惑いながら行き先もわからず走る

夕梨M:日本じゃない・・・ここは私の住んでいた町じゃない!!氷室はどこ!?
     何がどうしちゃったっていうの・・・ここはいったいどこなの!?

夕梨:どこなのよーーー!?ここはーーー!?

ナレ:主人公はほっといて リスナーさんだけには特別に教えよう
    ここはハットウサ 紀元前14世紀ヒッタイト帝国の首都である
    20世紀の地名でいうならトルコ共和国の中央部アナトリアあたりになる
    それでもわからないというリスナーさんにはしかたないので世界地図でggrks!

sora25.jpg


天は赤い河のほとり 1  前兆 完



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